
パンフの印象は「紙」で決まる…
08
8
2025
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制作のコツ
[コラム]
「SNSで集客しているから、紙のパンフレットはもういらないのでは?」
そう思っていませんか?
SNSは手軽に情報を発信できる強力なツールです。しかし、タイムラインを流れていく情報とは異なり、紙のパンフレットにはお客様の手元に残り、お店の魅力を深く、丁寧に伝える力があります。
この記事では、飲食店のための、お客様の心を掴むパンフレット作成のコツを3つのステップに分けて解説します。
パンフレットは、あなたのお店の魅力を凝縮し、まだ見ぬお客様との出会いを創出する重要なツールです。紙媒体ならではの温かみと説得力で、お客様の「行ってみたい!」という気持ちをかき立てます。
それでは、見ていきましょう。
パンフレットのデザインに取り掛かる前に、まずは以下の3つの質問にお答えください。ここを明確にすることで、お客様に響くパンフレットの「核」が定まります。
誰に届けたいですか?(ターゲット設定)
企画が固まったら、いよいよ構成とデザインです。お客様がパンフレットを読み進める中で、食欲が刺激されるようなストーリーを意識しましょう。
ファーストインプレッションが鍵(表紙)
パンフレットは、手に取ってもらえなければ意味がありません。表紙には、最も自信のある看板メニューの最高の写真を使い、お客様の食欲をダイレクトに刺激しましょう。「心も満たされる、本格イタリアン」のように、お店の個性が伝わるキャッチコピーも効果的です。
読み手の想像力をかき立てる(中面)
最後に、デザインしたパンフレットを形にする印刷です。紙の質感は、パンフレットの印象を大きく左右します。
これらのポイントを押さえることで、お客様の心に響き、お店に足を運んでいただくきっかけとなるパンフレットが完成します。
ぜひ、あなたの想いを込めたパンフレット作りを楽しんでみてください。
飲食店のパンフレットを作成する際、最も力を入れるべきなのが「写真」です。
なぜなら、写真にはお客様の五感を刺激し、お店の魅力を瞬時に伝える力があるからです。文章で「新鮮な野菜を使っています」と説明するよりも、みずみずしい野菜がたっぷり盛られたサラダの写真を見せるほうが、美味しさやこだわりを直感的に伝えられます。
ここでは、飲食店のパンフレットにおける写真の重要性とその効果について詳しく解説します。
パンフレットを手にしたお客様は、まず写真に目を奪われます。その写真に湯気の立つ料理、グラスの縁についた水滴、とろけるチーズ、熱々の鉄板で焼かれるお肉など、「おいしそう!」と感じさせるシズル感がなければ、次のページをめくることはありません。
シズル感のある写真は、お客様の食欲をかき立て、「この料理を食べてみたい!」という気持ちを強く促します。これは、いくら美しい言葉を並べても敵わない、写真だけが持つ特別な力です。
パンフレットの写真は、料理だけでなく、お店の雰囲気そのものを伝える役割も担っています。
これらの写真を通じて、お客様は「このお店は居心地が良さそう」「シェフのこだわりが伝わってくる」と感じ、お店への期待感を高めます。写真はお店の「顔」であり、お客様に安心感と期待感を与えるための重要な要素なのです。
ただ料理を撮影するのではなく、プロのカメラマンに依頼して、ライティングやアングルにこだわった写真を撮ることを強くお勧めします。
例えば、同じハンバーグの写真でも、スマホで撮ったものとプロが撮ったものでは、見栄えが全く違います。プロの写真は、料理の色彩を鮮やかに引き立て、立体感を際立たせます。これにより、お客様は「これは特別な料理だ」「きっと美味しいに違いない」と感じ、料理の価値をより高く評価してくれるでしょう。
最高の写真を撮るためのポイント
料理の写真は、パンフレットの命です。お客様に「行ってみたい!」と感じてもらうためにも、最高の写真を用意することから始めましょう。
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