
動物病院様向け:選ばれるパン…
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2025
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制作のコツ
[コラム]
社会保険労務士、税理士、行政書士、司法書士…専門知識を活かし、クライアントの課題解決に尽力されている士業の皆様にとって、ご自身の専門性や強みを伝えるツールは欠かせません。その中でも、パンフレットは、事務所の顔となり、見込み客に最初に手渡される重要な役割を担います。
「どうすれば手に取ってもらえるのか」「どうすれば読んでもらえるのか」「どうすれば相談につながるのか」
多くの士業の方が抱える、このような悩みを解決するため、本コラムでは、士業のためのパンフレット作成のコツを徹底的に解説します。
パンフレットを作成する前に、まずは土台となる考え方を整理しましょう。
「就業規則を作成します」「助成金の申請を代行します」といったサービス内容を羅列するだけでは、読み手は「で、それによって私にはどんなメリットがあるの?」と感じてしまいます。
この3つの問いを常に念頭に置き、読み手の視点に立って考えることが何よりも重要です。
ターゲットを絞り込むことで、パンフレットの内容はより具体的で、響くものになります。 たとえば、「創業期のITベンチャー企業向け」と絞り込めば、「初めての就業規則作成、どこから手を付ければ良いか分からない方へ」といった具体的なメッセージを打ち出すことができます。
その接点の中で、「この人はどんな悩みを抱えていたか」「どんなことに興味を持っていたか」を思い出し、その人に合わせて「このページだけでも読んでみてください」と一言添えるだけで、パンフレットの価値は格段に上がります。
パンフレットはあくまで「きっかけ」であり、手渡しした後にどのような会話が生まれるかまで想像して作成しましょう。
心構えが整ったら、いよいよ具体的な作成に入ります。ここでは、パンフレットの構成とデザインについて解説します。
パンフレットは、読み手の「読む」という行為をスムーズにするためのストーリーが必要です。以下の要素を意識して構成を組み立てましょう。
✗悪い例: 「社会保険労務士○○事務所のご案内」
ビジュアル: 士業のパンフレットでは、信頼感や安心感が伝わる写真が効果的です。笑顔の士業の写真、相談しているイメージ写真などが良いでしょう。
内容は良くても、デザインが読みにくいと、パンフレットは捨てられてしまいます。
せっかく作成したパンフレットも、活用しなければ意味がありません。
パンフレットは、あなたの「分身」です。 常にあなたの代わりに、あなたの専門性や思いを伝えてくれます。
ここまで、士業のためのパンフレット作成のコツを解説してきましたが、最後に最も重要なことをお伝えします。
パンフレットは、単なる情報ツールではなく、「対話のきっかけ」を作るためのものです。
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