
「むずかしい」をやさしく伝え…
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2025
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制作のコツ
[コラム]
ITの世界は専門用語が多く、正確さも求められます。だからこそ、パンフレットには「むずかしいことを、短い時間で、誰にでも伝える」設計が必要です。
ここではIT関連のお客様向けに、パンフレット作成の際に押さえておきたい“極意”を、わかりやすくまとめていきたいと思います。
パンフレット作成で最も重要なのが、誰に、何を伝えるかを明確にすることです。
IT関連のパンフレットは、技術的な専門用語が多用されがちですが、読者は必ずしも技術者とは限りません。
ターゲットを絞り込むことで、メッセージのブレがなくなり、響くパンフレットになります。
まずは「誰に・どこで・何をしてほしいか」を一行で決めます。
例)「展示会で情シス担当に“問い合わせフォームからデモ予約”をしてもらう」。
この一行が、見出し、図の量、事例の選び方、価格の見せ方までを決めます。ゴールが曖昧だと、読み手の行動も曖昧になります。
パンフレットは、読者がスムーズに情報を得られるような構成を心がけましょう。
◯課題:現場の痛みを絞って書く(例:二重入力、棚卸に半日)。
◯解決:その痛みを“どう無くすか”を一言で。
◯根拠:仕組み図、主要機能3〜5個、効果の数字。
◯次の一歩:デモ、試用、相談。CTA(行動喚起)を明確に。
この順番を崩さないだけで、読み手は迷いません。
パンフレットの印象は、デザインで大きく左右されます。
展示会で人が止まるのは2分前後、営業でも1ページにかけられるのは1分程度。
「入→処理→出」の三段図が最も理解されやすい。
色は3色+グレーに抑え、強調だけアクセント色にします。
専門用語は避け、誰にでも分かる言葉で説明することが重要です。
パンフレット完成前に、以下の項目をチェックしましょう。
これらのポイントを押さえることで、読者の心に響くパンフレットを作成できます。
IT関連のパンフレットは、物理的な製品パンフレットとは異なる特性を持っています。サービスが形のないものであるため、「見えないもの」を「見えるように」表現することが特に重要になります。
例えば、システムの連携やデータの流れを説明する際には、文字だけでは複雑になりがちです。概念図やフローチャートを用いることで、視覚的に理解しやすくなります。シンプルなアイコンを使うことで、さらに直感的な表現が可能です。
SaaS(Software as a Service)のようなサービスの場合、実際のサービス画面をパンフレットに掲載することで、読者は利用時のイメージを具体的に掴めます。実際の操作画面のスクリーンショットを掲載し、主要な機能やUIの分かりやすさをアピールしましょう。
ITサービスにおいては、セキュリティへの信頼性が非常に重要です。データがどのように保護されるのか、どのようなセキュリティ対策が講じられているのかを、専門用語を避けつつも具体的に記載します。第三者機関の認証取得情報や、プライバシーマークの有無なども信頼性を高める要素となります。
専門的なIT用語を多用すると、技術に詳しくない顧客には内容が伝わりにくくなってしまいます。
たとえば、「クラウド環境のマイクロサービスアーキテクチャ」と書く代わりに、「システムを小さな部品に分けて管理することで、柔軟に機能を追加・改善できます」といった、顧客が直感的に理解できる言葉で表現しましょう。
IT関連のパンフレットは、ただ情報を羅列するだけでは意味がありません。
読者の課題に寄り添い、共感を呼び、そして行動を促すための「コミュニケーションツール」を目指しましょう。
今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひターゲットに深く刺さるパンフレット作りを実践してみてください。
そして、パンフレットをきっかけに、お客様との素晴らしい関係性を築き上げていってください。
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