
【完全ガイド】1ページってどこ…
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2025
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制作のコツ
[コラム]
「1ページって、片面のこと?」
「見開きで2ページ?」
「表紙も1ページと数えるの?」
実は、印刷物の“ページ数”には業界ならではの数え方があります。
ここでは、チラシやパンフレットを作る前に知っておきたい「ページの数え方」について、わかりやすく解説します。
たとえば――
このように、「折り方」や「両面印刷かどうか」などの仕様によって、ページ数は自然と変わります。
はい、表紙・裏表紙もそれぞれ1ページとしてカウントされます。
たとえば、A4サイズの二つ折りパンフレットの場合、
のように、合計4ページとして数えます。
とくに、三つ折りリーフレット(A4サイズを三折)のような仕様では、「6ページ」と表現してしまうと、冊子のような“6ページ分の紙”を想像されることがあります。
実際には、A4用紙を三つ折りして6つの面ができるため、“6面”と表現するほうが誤解が少ないです。
たとえば:「A4三つ折り、6面のリーフレットです」と伝えるほうが良いです。
「6ページのリーフレット」とだけ伝えると、デザイナーや印刷会社によっては冊子と誤認されることもあります。
もしくは、「A4サイズを三折にして、仕上がりサイズが、100mm×210mmの短冊形」という表現が最も誤解されない表現です。
“面”は、折り加工や展開図で数えるときに便利な表現です。
“ページ”は、主に冊子やパンフレットなど、順番にめくるものに使うとスムーズです。
このように、用途や形状に応じて「ページ」と「面」を使い分けることが、伝わる依頼の第一歩です。
制作を依頼する時は、「A4両面チラシの2ページ構成で」「A4三つ折り6ページで」というように、「ページ数+仕様」まで具体的に伝えるとトラブル防止になります。
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